負けるもんかプロジェクト

 すい臓切除、うつ病・・・どうにかタクシー運転手に^^;・・・経済的・社会的復活を目指し前向きにタクシーの運転手をしながらネット副業に取り組んでいます ( ̄^ ̄ゞ

どうかご無事で・・・自分も死んだかと思った😩

繁華街の灯りも消え

夜の住人が家路につく頃
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最後のお客さんを降ろし、会社に帰る信号待ちで何気なく相棒の5号車を撮影しました

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「お前さ・・・40万キロも皆んなのために頑張ってきたんだね・・・」
相棒5号の功績と、その間のいろいろな人間模様に想いをはせた、その約2分後・・・

1キロほど行った

この交差で全損事故を起こしてしまいました・・・
私が青信号でコチラから交差点に侵入したところ
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右から相手のクルマがいきなり突っ込んできました・・・と・・・

そのよう理解していましたが、実際は異なりました・・・

とにかく『青信号』という認識で、交差点に侵入した矢先、白いクルマが突然右から現れて・・・

「ウワ─!」と声を出し、フルブレーキをするコトしかできず

うわ!死ぬ!!!と思った瞬間!

ドカン!ガシャン!!!
バン!!!ううぅぅぅ・・・
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一瞬、エアーバックが視界を遮り

エアーバックの白と、フロントガラスの漆黒の闇・・・

自分死んだと思った

10秒か20秒だったか・・・

呆然としたあと

やっちゃった・・・

無線で会社に

「すみません、事故しちゃいました・・・」

「場所は?場所はどこなの?!!!」

「え~と、〇〇の交差点・・・ですかね・・・」

「わかった、いま狸さんに向かって貰うから!」

「すみません、よろしくお願いします・・・」

その後も、無線が何か言ってましたが分かりません


そうだ・・・

「あ・・・相手の人は!!!」

「相手の人!!!大丈夫かあ!!!」

・・・

慌てて何も考えず、車外へ飛び出しました・・・

自殺行為でした

右も左も・・・天と地も・・・

他のクルマの有無も・・・

そんなこと考える余裕ありませんでした

ただ、相手の人のクルマに走り寄りました

桜塚〇ックンさんも、自損事故後に車外へ出られて・・・

当時、その行動に対して批判的な意見もネットで書かれていましたが、私も同じ行動に出てしまいました・・・

自車が衝突の反動で、時計回りにほぼ1回転し、反対車線を塞ぐかたちになっていて、さらに事故を誘発する状況でしたが、その時は知る由もなく・・・

「だれもクルマから出て来ない・・・」

ということは・・・

「だれもクルマから自分で出られる状態じゃないってことか・・・???!」

相手の人のクルマに近づきつつ、不安がよぎりまりました・・・

「どうかご無事で・・・」
「お願いだから・・・」

運転席側の窓から車内を覗くと、上半身を助手席側にあずける格好で、みぎの額から血を流し、目を閉じて仰向けに横たわっておられました・・・

あ、ああ・・・

急いで運転席側のドアを開けて・・・

「だ、大丈夫ですか!!!」
「意識はありますか!!!」

「だ・・・大丈夫です・・・」

「痛いとこないですか!」

「み、右手が・・・」

目を閉じ弱々しいながらも、返答がありました

ひとまずよかった・・・


そこに別の会社の代行の人のクルマが通りかかりました

「す、すみません!救急車呼んでください!!!」

「は、はい!分かりました!」

「すぐに救急車来ますから、頑張って下さいね!!!」

「あ、ありがとうございます・・・」

よかった、まだ返答できる・・・


他に乗っている人はいなそうだな・・・


あ、警察呼ばなきゃ・・・

「すみませんが、警察呼んでください!!!」

「はい、分かりました!」

事故の音を聞いて出て来られた近所の男性が快く協力して下さいました。


救急車早くきて・・・

「大丈夫ですか!」


救急車早くきてよ・・・

「痛くないですか!」


救急車早く早く・・・

「寒くないですか!」

とにかく意識保っとかないと・・・

救急車・・・救急車・・・救急・・・


あ、エンジン切らないと・・・


救急車来てくれた!!!

「タクシーの運転手さんは、ケガはないの?」

「なんか、大丈夫そうです・・・」


警察も来てくれた!!!

「運転手さんは何ともないの?」

「体は大丈夫そうです・・・」


呼んで下さった方々、本当にありがとうございました。


あ、社長もきてくれた・・・

「ところで、あんたは何ともないの?」・・・

「すみません・・・なんか・・・どうもなさそうで・・・」

・・・

とりあえず、私だけの警察の実況見聞が始まりました
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現地でいろいろ測定をされて、聴取もされて、事故の破片を一緒にホウキではいて片付けていると

相手の方の職場の人が
「本人から事故したけど、大丈夫だからって救急車の中から電話があったんだけど、大丈夫な感じでしたか?」と、現場に来られ、少し安心しました。

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その後、警察の人と一緒に会社のパソコンでドライブレコーダーの映像を確認しました。

事故のショックとか、メモリーカードの抜き方を間違えるとデータ─が消えるコトがある・・・

と、専務に聞かされていたのでドキドキしました。

既に私はメモリーカードの抜き方を間違えていたからです。

だって社長が抜いて大丈夫って言ったから・・・

社長のせいにしても何も変わりません・・・

証拠隠滅になってしまう・・・

隠滅して困るの自分なのに・・・

「あれ?今日のだけ映像ないね・・・」
「あ、あったあった」

専務・・・


ドライブレコーダーの動画を見ると・・・

なんと、交差点のかなり手前から黄色信号に変わり、私は黄色信号に突っ込んでいっているではありませんか・・・

しかも、衝突の瞬間には信号は赤に変わっていました・・・

「これは・・・」

警察官がつぶやきました・・・

データー消えちゃてた方がむしろ・・・


ワタシの記憶と、これからの立場はいったい・・・


この結果は、お相手があることなのでハッキリしてからレポートさせて頂きます。

とにかく、今日と当面のところは、お相手様のご無事とご回復を祈ります。

まだまだ、分からないことが沢山あるのですが・・・

その場で協力をして下さった方々・・・

お相手の会社の方々・・・

警察、救急、レカッ─カ─の方々

社長と会社の先輩の方々・・・

それと・・・
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私の不注意で私の身代わりになり、このような姿になりながらも、私を守ってくれた5号・・・

大変、みなさん、ご迷惑をおかけ致しました・・・


5号・・・


ちょっと・・・負けちゃいそ・・・

だけど、5号の分まで会社に貢献しなとダメだね・・・


家族にも、何もできてないのに・・・


まさる